最近では、インターネットで知り合い結婚するといったカップルが増えているようですね。この結婚が実は、不倫の末の結婚という話もよく耳にするのではないでしょうか。
芸能人に代表されるように、このように不倫の末にようやく結婚したというカップルは、通常(?!)の恋愛で結婚したカップルよりも実は幸福度が非常に高く、絆も比べものにならない強いといわれています。
不倫というリスクの高いつらい恋愛の中、二人で勝ち取った幸せはなににも変えがたいものでしょう。また、不倫で結婚にいたったカップルには、もしかしたら必然的に「幸せにならなければならない」というような使命感が働いているのかもしれません。
そして、それはやはり罪悪感や償い、ひとつの家庭を壊してしまったということからきているのでしょうか。たとえ始まりが不倫だったとしても、もっとも愛する人と人生をともにできるというのは、元の家庭には申し訳のないことですが、やはり幸運というに値するでしょう。
好きになった人に実はすでに家庭があった。
だまされていたというのではなく、好きになるほうが先で家庭があるという事実はその後、本人から聞いたが、もうときすでに遅しで付き合いがはじまっていた。
不倫はこのようなケースではじまることがよくあるかもしれませんが、不倫の結末に幸せはいったい訪れるのでしょうか。
不倫というのは、つねにさまざまな葛藤との戦いですよね。
たとえば、人の道から外れているのではないか、自分のせいで家庭を壊すようなことになってしまったらどうしよう、いくら妻がいるとはわかっていても自分だけのものにしたい、等々。
このような葛藤の中の入り乱れる中での恋愛ですから、不倫というのは恋愛の中でももっともつらいといっても過言ではありません。
でも、逆にいえば、成功した場合は、不倫の結末ほど幸せなことはないのかもしれません。
人生はだれにとっても一度きりです。
不倫は確かにリスクの大きいものですが、不倫の結末に幸せになれないこともありませんし、なってはいけないということも決してないのではないでしょうか。